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GCS10 化学

Time and Date 2015年11月25日(水) 14:00-16:00 Venue 香川大学 遠隔教育調査研究室 (幸町北キャンパス2号館2階) Guest 高木由美子氏(香川大学・有機化学) Purpose 本セミナーの枠組みでは、継続して人にとっての水環境に関する研究交流を進め て参りました。しかし、その中でも人と生物を取り巻く物質的環境との化学的相 互作用に関する階層部分は、個別の問題で触れることはあっても、必ずしも十分 に取り上げられませんでした。今回、人や生物をとりまく物質的環境との化学的相互作用をどう捉えるかについ て改めて検討してみようと思います。
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GCS9 熱ストレスの評価指標の気象学的検討

Time and Date 2015年7月15日(水) 16:20-17:50 Venue Kagawa University ICEDS Project Room Guest 大橋唯太氏(岡山理科大学・気象学) Purpose 人が暑さを感じる際には、気温だけでなく、日射、湿度、風速、赤外放射などが 総合的に影響するものと考えられます。そこで、熱中症の危険を明らかにする必 要がある場合や、生気象の分野などでは、WBGTという指標が考案され、しばしば 利用されています。しかし、この指標の観測には、黒球と呼ばれる特別な測器によって観測する黒球 温度という気象要素を用いる必要があります。そのため、この特別な測器がない と指標の測定ができません。そのため、一般的に観測されるその他の気象要素か らWBGTを推定することにより、これを代替指標とすることも試みられてきていま す。ある種の指標は、WBGTとかなり相関の高いものとなりうることもわかってき ました。ところが一方で、こうして推定される代替指標や、WBGTそれ自身そもそもが果た して例えば熱中症のリスクを正当に示しているのかどうか、にも疑問が投げかけ られています。気象学の立場からは必ずしもWBGTについて十分には検討されてこなかったことも あり、この分野にはまだやるべきことがいろいろあります。更に、局地的な気象と歴史や生活条件、健康、農業への影響といったことを検討 する際に適した指標とはどういうものか、検討します。
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