[11月28日]AMCLANネットワーキングディナー
11月28日、ネパールの首都カトマンズの “Buki Boutique” にてAMCLANのネットワーキングディナーを開催しました。ネパールの大学や気象・水文関連諸機関、政財界の関係者、NGOの代表等に加え、バングラデシュ・インドの広い世代の研究者、さらに日本からも香川大学の研究者4名が参加するなど、全体として40名ほどの参加者があり、アジアにおける気候変動適応研究の重要性を確認するとともに、今後の研究の発展方向について意見交流を行いました。
トリブバン大学のDeepak Aryal教授は、Vice Chancellorとしてあいさつし、気候変動研究をめぐる日本との共同研究の歴史を振り返りながら、いっそうの研究の推進の希望を語りました。AMCLANの代表を務めるICEDSの寺尾 徹教授は、Core-to-Coreプロジェクトの形成から発展に至る取り組みを総括し、今後引き続き国際共同研究の下でアジアモンスーンに対する気候変動影響を解明するための国際共同フィールドキャンペーン、Asian Monsoon Year-IIの実施計画などについて紹介し、協力を呼びかけました。ネパールのNGO Small Earth Nepal (SEN) の代表のトリブバン大学Dhiraj Pradhananga准教授は、気候変動下のコミュニティの多様な適応課題に関するSENのプロジェクトの経験について共有し、AMCLANの実施するべき課題の具体的方向性を指し示しました。
引き続きディナーに移り、参加者間の活発なディスカッションが行われました。

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