[11/20開催]「SDGsを学問する」講演会2025
現在、世界規模でSDGsをキーワードとした活動が展開されている一方で、私たちが前提とする〈ものの見方〉を再検討せずに、小手先のアクションで「やった気になる」活動のあり方に対する批判もあります。既存の〈ものの見方〉を改めて検討し、行動するには何が必要なのでしょうか。
今回は、東京大学文学部の中野裕考/髙澤裕考氏をお招きし、SDGsを一つのパッケージとして見たときに、どのような問題が見えてくるか検討します。現代社会において、田舎(地方)から都市へ、自然から文明へという意識の流れが世界的に加速しています。この中でSDGsは都市型サービスを全人類に提供することを目標としていますが、そもそも都市型の生活形態は持続可能なのでしょうか?なぜ都市化の流れは止まらないのでしょうか?こういった問いを通じて、問題の本質に迫ることを目指します。
タイトル:「SDGsを学問する」講演会2025
SDGsをまるごと再考—個々の取り組みを方向づけるために
日時:11月20日(木) 16:20-17:50
会場:香川大学幸町北5号館2階・525講義室およびzoomの併用
講演:中野裕考/髙澤裕考 氏(東京大学准教授)
主催:全学共通科目「SDGs学入門」・香川大学SDGs教育プロジェクト
講演会のチラシはこちら
・参加には登録が必要です(「SDGs学入門」受講生以外)。下記URLより登録をお願いします。
・zoomによるオンライン配信を行います。11月19日12:00までに下記URLより参加登録を行うと、ミーティングIDとパスコードがメールで通知されます。
参加登録用URL:https://forms.office.com/r/Sk6Z9NAJF0

※ご不明の点等は、terao.toru@kagawa-u.ac.jpまでお問い合わせください。
<中野裕考/髙澤裕考(なかのひろたか/たかさわゆうこう)氏プロフィール>
中野裕考(通称)名義では、東京大学准教授、博士(哲学)として、近世ドイツ哲学や現代ラテンアメリカ哲学を研究している。主な業績として、『カントの自己触発論』(東京大学出版会、2021年)、「いま、アンデスの地で「哲学の始まり」に立ち会う」『哲学』(2024年)などがある。
戸籍名の髙澤裕考名義では、たねや食に関わるNPOや地元の有機農業団体に参加して、学問研究では果たせない社会活動に取り組む。

