9月26日(金)~10月2日(木)、香川県高松市・豊島にて、アジア環境史協会(AAEH: Asian Association for Environmental History)の国際大会「AAEH 2025」を開催しました。当日は、香川大学でのパラレルセッションのほか、希望者を対象に高原水車(六条町)や豊島(土庄町)へのフィールドビジットも行いました。

高原水車では、現地の案内のもと実際に水車が動く様子を見学したり、うどんを捏ねて切ったりと香川県ならではの貴重な体験もできました。豊島では、環瀬戸内海会議共同代表である石井亨さんと廃棄物対策豊島住民会議の安岐正三さんの案内のもと、豊島事件で産業廃棄物が不法投棄されていた場所などを見学しました。また、豊島に関するパネル発表も現地で行いました。

オンライン参加も含め国内外から多くの研究者や学生が香川県に集まり、アジア、そして香川県の環境史について議論を交わす大変有意義な機会となりました。

栗林公園でのオープニングセレモニー
林町キャンパスでのプレナリーセッション
高原水車でのうどん作り体験